「背骨や骨盤を優しく調整しただけなのに、どうして検査前の首や肩、背中、脚の痛みや硬さまで変わるんですか?」
これは、皆さんからよくいただく質問の一つです。
初診の際にも簡単にはご説明していますが、
「もっと詳しく理由を知りたい」
という質問も多いため、できるだけ簡単に分かりやすくお伝えしたいと思います。
長い間、身体の緊張が取れない主な原因は?
そもそも、身体を緊張させているのは何でしょうか?
「使いすぎで筋肉が硬くなっている」
「無理な姿勢を続けている」
確かにそれもありますが、
長い間、身体の緊張が取れない主な原因は
脳から緊張する信号が出続けていることです。
それにより無意識に身体が緊張してしまいます。
私たちの身体は、
脳 → 背骨骨盤(脊髄) → 神経(末梢神経) → 筋肉や内臓
というつながりを通して、さまざまな情報をやり取りしています。

例えば脳から筋肉へは、
「力を入れる」
「力を抜く」
といった指令が送られています。
つまり、身体がリラックスしている時も、緊張している時も、脳からの信号が背骨を通じて出ているということです。
脳の興奮がおさまらなくなる
仕事や人間関係、睡眠不足、不安、疲労など、さまざまなストレスが長く続くと、
脳は興奮し続け身体に対して
・首に力が入る
・肩が上がる
・背中が張る 呼吸が浅くなる
・脚まで力が抜けにくくなる
などの緊張の信号を出し続けてしまいます。
そして、その状態が長く続くと、
「緊張している状態が当たり前になってしまいます」
本人は力を抜いているつもりでも、実際には身体のどこかに力が入り続けている、ということが起こるわけです。
この働きは一方向ではありません。
心身一如(心と身体はお互いに影響し合っている)
ストレスによって脳から身体へ緊張が伝わることもあれば、
反対に、身体の負担や姿勢の崩れ、痛みなどの情報が脳へ伝わり、メンタルに影響を与えることもあります。
当院では
「心と身体はお互いに影響し合っている」
という考え方を大切にしています。
仏教や東洋医学でも「心身一如や心身相関」と言われるように、心と身体は別々のものではなく、つながりながら働いていると考えています。
なぜ背骨・骨盤を調整すると筋肉がゆるむのでしょうか?
背骨や骨盤を緩やかに動かすことで、背骨骨盤が緩み整うことで、脳にリラックスの信号が行きやすくなります
・背骨骨盤(脊髄) →脳
そして今度は脳から背骨、神経、筋肉内臓という流れでリラックスの信号が行き緩むのです。
・脳→背骨→神経→筋肉、内臓など
その結果、
施術前に押さえると痛かった場所や、硬く感じていた筋肉が、
背骨・骨盤を調整した後にもう一度確認すると、
「さっきより痛くない」
「柔らかくなっている」
「身体が軽い」
「呼吸が楽」
と感じるのです。
背骨・骨盤を整えることで、身体から脳へリラックスの信号が行き
脳から身体へリラックスの信号を出すようになる。
その結果として、筋肉の硬さや痛みがやわらぐ
ということです。
脳に対して力を抜いて良いんだよと伝えているとも言えます。

以上が
「背骨や骨盤を調整しただけなのに、どうして検査前の首や肩、背中、脚の痛みや硬さまで変わるんですか?」
の回答になります。
その他気になることやわかりづらいことなどありましたら、来院時やLINEにてご質問下さいね。






