本日は身体を回復させるのに、最適な枕や寝具がどういうものかを解説したいと思います。
皆様は寝て朝起きたときに、肩や腰が痛いということはありませんか?
本来なら寝て起きた時というのは、身体を休めているので身体の痛みや疲れというのは軽減しているのが本当です。
にもかかわらず、より身体が痛くなっている、疲れているというのは、おかしな話です。
もしかしたらそれは枕や寝具がご自身にあっていないことで起きているかもしれません。
特に朝起きた時に痛い、キツイというのはその可能性があります。
寝ているの時にどのような状態であれば、身体は回復しやすいのでしょう。
まずはそこから解説していきたいと思います。
寝ている時の回復を促す身体の状態とは?
1つ目は
頚椎が圧迫されていないということ。
どういうことかと言うと、頚椎(首の骨)は脳からの神経が最初に通る場所です。
その最初に通る場所が圧迫されていては、その下の胸椎や腰椎などへの神経の流れも悪くなり、結果的には全身の神経の通りが悪くなり、身体の機能が落ちて、血流も悪くなります。
その状態で一晩中寝ていては、疲れも取れにくいと言えるでしょう。
一般的によく売られているマクラに下の写真のように第一頚椎を圧迫する枕があります。
このような枕は首の負担を減らすよりも頚椎の神経を圧迫してしまいます。
ではどのようなマクラが理想かと言うと、一番下の頚椎(第七頚椎)と後頭部を重力に対して最低限支えるような形が第一頚椎の負担や神経の圧迫を減らして神経の通りを良くします。
このような状態になるように、自宅で枕を作る場合はタオルで作ると良いでしょう。
①バスタオルを3枚用意します。60❌120センチのバスタオルです。
②タオルをタテに半分に折ります。
③次にヨコに半分に折って、タオルを端からくるくる丸めていきます。
④丸め終わったら、巻いたタオルがほどけないように、両端の2ヶ所を輪ゴムでとめます。
⑤この「タオル巻き」を2本作り、並べて置きます。
⑥残りの1本はタテに半分に折った後、三分の一をヨコに折ります。
⑦重なっていない部分を、タオル巻き2本の上にかけて重なっている部分を肩側にひいて、完成です。
完成すると下の写真のようになります。
上記で作り方がわかりづらいかたは当院で詳しくお伝えしますね。
タオルでこのように作るのが面倒くさいと感じる方は当院で購入できる、整体マクラを使われるのも良いと思います。
二つ目が
寝返りがうちやすいかということ。
人は一晩に平均で25回ほど寝返りをうっているという実験があります。
この回数より寝返りが少ない人ほど、腰椎や肩の痛みを訴えてる方が多かったようです。
やはり同じ姿勢でじっと寝ているというのは負担が一箇所にかかりすぎるということです。
子供が寝相が悪いのもそれにより、身体を色々な方向に動かして負担を分散したり身体をストレッチして整えているということでしょう。
寝返りがしやすいような、身体が沈み込みすぎないようなマットレスが良いでしょう。
まとめ
頚椎を圧迫しない
寝返りがしやすい
そのような枕、寝具が回復を促す当院がオススメする枕、寝具になります。