大野城の整体なら「いで整骨院」痛みやシビレを根本改善!

本日は皆様からよく頂く質問の一つ「膝のサプリ(グリコサミン・コンドロイチン・コラーゲン)で膝は治るんですか?」にお答えしたいと思います。

結論から言いますと、
全く効果が無いとは言えないけど、体重減少や筋肉強化などに比べるとかなり優先度は低いということです。

広告などは、
軟骨成分や関節をサポートなどと伝え、軟骨そのものが戻るような連想をさせていますが、

研究で実際に測定しているのは
痛みのスコア、膝の症状の評価、歩行や日常生活機能などになります。
これらはあくまで画像診断などではなく、本人がどれくらい変化があったかを点数化したものになります。

一つ目はグルコサミンから説明します。

グルコサミンは関節の軟骨を作る材料に関係する物質です。

グルコサミンの研究は多くあります。しかし研究結果にかなりばらつきがあり、効果がはっきりしていません。
米国リウマチ学会では積極的には勧めないと言っています。

二つ目はコンドロイチンです。

コンドロイチンは軟骨に多く含まれる成分と言われています。
コンドロイチンに痛みや機能の小さな改善の可能性があるとの研究結果もありますが、これも研究結果により非常にバラつきが大きいです。

品質、会社の大きさ、研究規模により
都合の良い結果ばかりが強調されてしまい効果の見え方が変わってしまう。
特に小規模でお金を出した研究ほど、効果が大きく出やすい傾向を指摘されています。

そしてグルコサミンと組み合わせると効果が上がるという単純な相乗効果も確認されていません。

三つ目はコラーゲンです。

コラーゲンとは動物の皮や骨、魚のうろこなどに含まれる高分子(巨大な分子)のタンパク質です。
そのコラーゲンを細くし吸収しやすくしたのが、コラーゲンペプチドになります。

コラーゲンを摂取することにより
膝の痛みの減少や機能が上がったという研究が報告されています。
3つの中で一番可能性を感じました。

飲んだコラーゲンがそのまま膝の軟骨に変わるわけではなく、
胃や腸で小さなアミノ酸に分解吸収されて、その一部が結合組織の細胞に合成の合図を送っている可能性があるとのことです(まだ完全に証明はされておらず研究段階)。

あくまで材料ではなくて、作りなさいという合図であるとのことです。

私なりの見解

企業がスポンサーになった研究では自社に有利な結果や結論が出やすいということや、
さらに都合の悪い結果は論文として発表されにくいという報告もあります。

サプリの研究でよく出てくるのが、統計的に優位な改善が見られましたという表現です。
これはこの差が偶然とは考えにくいという意味で、決して効果が高いというものではありません。

ここが誤解されやすいところなのですが、
例えば痛みの指標の点数がほんの少し動いただけでも、対象人数が多ければ統計的に有意と出ることがあります。
ですがそれが実際に階段を登る時に楽になったと感じるかとは別問題です。

コラーゲンも元はタンパク質

そして結局、コラーゲンもアミノ酸(タンパク質を細かくしたもの)になるなら、肉や魚、大豆などのタンパク質を摂取すればいいのではないか?ということです。

土台になるタンパク質が足りなければ、結局は効果は薄いということでしょう。
ただコラーゲンには
グリシン、プロリン、ヒドロキシプリンというアミノ酸が比較的多くあります。
これらアミノ酸は結合組織を作る上で大事なものです。
なのでその点ではコラーゲンは良い可能性もあります。

ですがそもそものタンパク質が足りずに、コラーゲンだけ取っても効果は薄いでしょう。
食事によるしっかりとしたタンパク質そしてその上に、運動、睡眠、体重管理がありその上にサプリ。
土台があってこそで、あくまでサプリは補助ではないかと思います。

膝治療の優先順位は?

それでは何が膝治療に大事かという
国際ガイドラインが推奨する「コア治療」を紹介します。

・【医療における国際ガイドライン】
世界中の最新の医学研究や臨床データに基づき、病気の予防・診断・治療の基準を国際的な専門機関や学会がまとめた指針。

・【コア治療】
特に「変形性関節症」などの慢性疾患において頻繁に使われる用語です。薬や手術に頼る前に「まず最初に行うべき、治療の土台となる最も重要な方法」を指します。

 

効果が高く優先順位の高い方から上げると

第一位
①体重管理(減量)

第二位
②筋力トレーニング(太もも・お尻)

第三位
③活動量・有酸素運動

第四位
④十分なタンパク質・睡眠

第五位
⑤サプリメント

の順番になります。
サプリの前に優先度の高いことから取り組みましょう。
サプリ以外の上記や整体を続けることで改善する方を当院でも多く見てきました。

上記を試した上で、補助的にサプリを使うのは良いでしょう。
サプリ単体では効果は薄いと思ってください。

もしサプリメントを補助的に使う分には、期間(2〜3ヶ月など)を決めて、痛みの変化をスマホのメモなどに記録しながら使いましょう。

そして続けてみて効果が感じられなければ、スパッとやめましょう。
無駄になんとなくダラダラ続けてしまうのが一番よくないです。

いで整骨院が以前挙げたコラムに膝治療について書いていますので、
ぜひ参考にされてください。

・どうすれば膝の痛みが治りますか?今までの常識とこれからの常識↓
https://ide-seikotsuin.com/hizanoitamikaizen

 

まとめると

サプリの研究結果はまだはっきりとしておらず、効果は全く無いとは言えないが、効果は限定的で優先順位は低い。
あくまで補助で、まずは優先順位の高いことをしっかり実践しましょう。

ということです。

以上が

『膝のサプリ(グリコサミン・コンドロイチン・コラーゲン)で膝は治るんですか?』
の返答になります。

その他気になることやわかりづらいことなどありましたら、来院時やLINEにてご質問下さいね。

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