大野城の整体なら「いで整骨院」痛みやシビレを根本改善!

当院で荷物を押すときなどに腰を痛めている方がいまして、どうすれば腰を痛めずに物を押したり、動かすことができるかの身体の使い方を聞かれましたので、お答えしようと思います。

痛くなる原因としては負担を分散できていないのと、身体全体を使えていないからになります。
そもそも物を押すときに腰を痛める動きとはどのような動きでしょうか?

いわゆる腰を捻ったり、腰に負担が多い状態で押していることが多いです。

腰にのみ多くの圧力がかかり、負担が多く腰にかかっているということになります。

一見、腰を捻る方が力が出そうですが、捻る動きは身体を一つにできず痛める要因になります。

身体全体で動く方が、大きな力が出ますし、負担も少なくなります。

上半身と下半身が連動していないと多くの負担が一箇所にかかりやすくなります。

その為には以前お伝えした姿勢が大事になります。

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体幹を使い身体全体で押します。踵はつけておきましょう。その方が後側の筋肉を使いやすくなりますし下半身の力も伝えやすくなります。

腰から背中がまっすぐになっています。腰も反っていません。それにより下半身の力が無駄なく伝わりやすくなります。

そのままの流れで体重を預けるように押します。

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上の写真は腰が反っていることで、上半身と下半身の連動が途切れてしまっていて負担も分散できていません。

IMG_1908のコピー

上の写真は猫背になっていて体幹の力が伝わらず、身体の前側の筋肉がメインになっていますし負担も分散できていません。

身体の前側の筋肉(屈筋)よりも後側の筋肉(伸筋)の方が何倍も強く、前側の筋肉はブレーキ筋、後側の筋肉はアクセル筋と言われていまして

背中側を使う方が背筋も伸びて、動きも大きく伸びやかになり身体全体が前に押し出される形になります。

背中が曲がっていると体幹の力を使うことができません、猫背になっていると力が伝わらないということです。

一番上の写真のように押すと下半身からの力が上半身の力と一体化して上手く体重を伝えることができます。

力を出しやすく体重を伝えやすい姿勢というのは、

①反り腰でもなく、寝腰でもなく、骨盤が立っている状態でお尻の穴をしっかり締めれる状態

②胸骨が少し前に出ることで肩甲骨が寄る

③顎が引けて首の後ろが伸びている状態になります。

・②③を一つで実現するには、耳の後ろ(乳様突起)を上に引き上げるようにする事です。それにより、顎が引けて、胸が広がり、肩甲骨を寄せるというのが自然と出来ます。

そうすれば自然に首の後ろも伸びて、肩甲骨も前に入ります。

日常で耳の後ろを引き上げるのを癖付かせていきましょう。

詳しくは以前のコラム「どのような姿勢が良い?」を参考にされてください。

https://ide-seikotsuin.com/shisei

 

そして身体から腕にしっかり体重を伝える為に

下半身から上半身まで力を伝えれても、身体から腕に力が伝わる際に力が逃げてしまうともったいないです。

無駄なく腕まで力を伝える為に

腕は肘を広げず、肘が下を向いている方が体幹を使えます。
肘が下を向いていると肩甲骨が下がり、骨盤に肩甲骨が近づき身体が一体化しやすいからです。
肘を開いて物を押すのと、肘を下に向けて押すので、力の出方を比べてみてください。
体幹からの力の出しやすさが違うと思います。

これが一般的に武道で言われる脇を締めると言う感覚になります。
(肩甲骨が下がり、肩甲骨が骨盤に近づく)

 

上記を意識して仕事や日常生活で物を押すなどしてみて下さい。

その他、このような動きの時はどうすれば良いかなどの質問がありましたら、動き別でまたコラムに書きたいと思います。

ただ今日お伝えした内容は全ての動きに通ずることですので、上手く応用することが可能です。

私達が施術をする時も、上記の様な身体の使い方をすることで負担が少なくなり多くの方を診ることができます。

身体の使い方ができていないと、簡単に身体を痛めてしまうでしょう。

以上がどうすれば腰を痛めずに物を押したり、動かすことができるかの身体の使い方の回答になります。

その他気になることやわかりづらいことなどありましたら、来院時やLINEにてご質問下さいね。

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